平成28年度OB・OGインタビュー 第三回

月間100を超えるレシピ開発や記事コンテンツ制作、食にまつわるイベントの企画・運営などを手がける食のコンテンツ企画制作会社

フードクリエイティブファクトリーでは、レシピ開発部門のプロデューサーとして、レシピ開発の進行管理や品質管理を担当するほか、管理栄養士・料理研究家として企業のレシピ開発やコラム執筆、講演などをしています。

レシピ開発では、食品企業の商品の販促、オウンドメディア※1、書籍、雑誌、テレビなどの媒体に合わせた、月刊100を超えるレシピを提供しています。

また、恵比寿にフードクリエイティブファクトリーが運営する飲食店、エスニックカレーとかき氷バル「ちゃのくん」をオープンし、カレーやかき氷のメニュー開発を担当しています。季節を問わずかき氷を楽しんでいただけるよう、冬場でも楽しめるショコラやティラミス、カスタードなどと合わせた濃厚系のかき氷のメニューも提案しています。

他には、日本の素晴らしい食文化を海外でも楽しんでいただけるよう、シンガポールでは日本の食材を使用した料理教室や食育イベントを開催しています。また、まだ知られていない地方のおいしい食品を多くの方に知っていただける機会となるよう、地方の行政と協力し、地方の食品を使用した料理イベント開催をするほか、フリー写真素材サイトPAKUTASOでは、福岡県大刀洗町とコラボし、地方創生×料理レシピ×フリー素材という企画で、福岡県の大刀洗町で採れた野菜を使ったレシピを紹介し、フリー写真素材モデルとして、太刀洗町の観光PRをしています。

※1:オウンドメディア…自社が所有するWebサイト、blog、パンフレット等多様なメディアを統合し、ユーザー目線のコンテンツとして自社配信する事で、広告効果や企業評価を相乗的に高めるメディア。

伯母と一緒に料理をする事が幸せな時間だった。仕事から帰ってきた両親に、私の作った料理を食べてもらう体験が凄く嬉しかった。

幼少期から両親が共働きであったため、平日は伯母の家で過ごしました。 田舎育ちで畑仕事を手伝うことが多かったため、食物が育つ過程を見てきました。土を耕して種を植え、草をむしり、水や栄養をあげ、収穫したものを料理することが日常だったからか、食に関して自然と関心が持てました。小学生の時は、食に関してどのような仕事があるのか分かりませんでしたが、伯母と一緒に料理をする事がとても楽しく、仕事から帰ってきた
両親が喜んで食べてくれたのが嬉しかった記憶が残っており、この体験が今の仕事につながっているように思います。

中学生の時に料理研究家という職業がある事をテレビで知り、私もこういう仕事がしたいと思いました。

また、その時見た料理研究家の方が管理栄養士の資格も取得しており、美味しいだけではなく、栄養学的視点を取り入れたプラスαの人の暮らしに役立つレシピを、提案していた事が印象に残り、高校生の時、管理栄養士の資格を取得することを決めました。

私の提案するレシピを世の中に届ける事で、料理を作り、食べていただいた方が、家族や友人など大切な人と共に楽しいひと時を過ごせる、きっかけ作りとなれば、という思いをもってレシピ開発をしています。

本当に、学生の事を考えてくれる先生に恵まれた大学生活。国家試験対策など不安な時も、私たちを前進させてくれるサポート環境がありました。

東京聖栄大学を志望した理由はまず、駅から近く、家から1時間位で通学できる場所にあった事が大きかったです。大学を卒業するまでは家族との時間を大切にしたかったため、志望校を選ぶ上で、家から通える距離であることは重視しました。

また、友人のお姉さんが前身の聖徳栄養短期大学の卒業生であり、2年前に大学になった事も聞いていたため、オープンキャンパスへも参加しました。先生との距離感が近く、学びたいと思う時、すぐに相談にいける環境が印象深かったです。

先生に卒業後の仕事の事を相談した際は、親身になって話を聞いてくださり、心強かったです。クラスの雰囲気も良く、国家試験対策もお互いに高めあって合格を目指す事が出来たのは良かったです。

国家試験対策で大事な事は、管理栄養士として自分は何をしたいのかをイメージしながら、勉強に取り組む事。

国家試験対策では、授業をしっかり聞いて復習する事はもちろん、1冊の参考書・問題集を徹底的に繰り返し使う事を、先生からアドバイスしていただきました。そうすると段々、出題パターンが分かってきて、他の問題集を見ても求められる解答が分かるようになりました。

大学4年生の冬は、現在勤めているフードクリエイティブファクトリーにインターンシップで往復6時間をかけて通っており、家でも仕事があって勉強する時間がなかなかとれなかったため、移動時間を勉強の時間としていました。国家試験合格に向けて勉強をするには、諦めずに継続して勉強をするのが重要と思います。

そのためにやったこととしては、なんとなく勉強をするのではなく、どうして自分は管理栄養士の資格を必要としているのか、を意識の中にもっておくようにしました。卒業後は管理栄養士を取得し、料理研究家としてレシピ開発の仕事をする自分になることをイメージして勉強に取り組んだことで、勉強が嫌になることもそう無かったです。

管理栄養士の資格を取得しなければいけない、という気持ちだけで勉強をすると焦るし、勉強が嫌になってしまいがちですが、得たい結果の過程として試験の合格が必要と考えると、やらなければならないものではなく、やりたいこととして勉強に励むことができました。

卒業後も現在は東京聖栄大学の食品学科インターンシップの受入れをし、一緒に仕事をさせていただいています。

現在、東京聖栄大学とは食品学科におけるインターンシップの受入れをしております。業務は主に、レシピ開発とコラム執筆のサポートです。レシピ開発では試作などを手伝っていただいています。皆さん、計量などの仕事も丁寧にしてくださるので助かっています。コラム執筆に関しては、企画づくりに必要な情報収集を手伝っていただいています。

私たちの仕事は、1日かけて何度も試作をしたり、コラム執筆に必要な情報を集めることもあり、これらは一見地味な作業かもしれませんが、とても重要な業務です。それをインターン生にサポートいただけて大変助かっています。

大学生のうちから、人とコミュニケーションをとることを大切にして欲しい。

大学生のうちから、人と関わり、コミュニケーションをとることを大切にして欲しいと思います。私は大学生の頃から料理研究家になりたいと考えていたので、授業が終わったらすぐに家に帰って料理を作ってブログで発信するなどしていたので、人とコミュニケーションをとる時間が極端に少なかったです。社会に出た時に、コミュニケーションの大切さは私も身をもって痛感しました。仲のいい人としか関わってこなかったから、会社での上司やクライアントとどう接したらいいかわからず、コミュニケーションで苦労をしました。話す事が苦手な人もいるとは思いますが、ボランティアやアルバイトなどの様々な場面で、意識的に人と関わる機会をもっておけるといいのではないかと思います。

企業理念に基づき、これからもやり甲斐をもって仕事をしていきたい。

毎月のようにたくさんのレシピを開発していますが、開発数が多いからといって、作業的にレシピ開発をするのではなく、企業理念である「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」に繋がるレシピになるように意識しながらレシピ開発を行うことを大切にしています。

開発したレシピに対し、「作ったよ!」、「美味しかったよ!」の声をいただくと凄く嬉しいですし、そういうコメントをいただけるという事は、その人の素敵な時間を作る事に、関わることができたのではないかと思い、そこにやり甲斐を感じています。

企業理念である「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」の理念のもと、これからも日々の暮らしがもっと楽しくなるご提案を、様々な形でしていきたいと思っています。