氏名 | 篠原 優子(シノハラ ユウコ) | 性別 | 女性 | |
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所属 | 食品学科 | 職位 | 講師 | |
学位 | 博士(農学)[筑波大学] 博甲第1821号 | |||
博士論文 | Studies on biochemistry and physiology of a trichloroethylene-degrading bacterium, Methylocystis sp.M 論文の内容の要旨 ※外部サイトへリンクします。 |
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最終学歴 | 筑波大学大学院博士課程農学研究科 修了 | |||
資格 | 栄養士 管理栄養士 |
現在の研究テーマ | 食品の未利用部位および残渣の新規利用法の検討 |
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科学研究費助成事業「審査区分表」における研究分野の区分 | |
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64020 | 環境負荷低減技術および保全修復技術関連 |
08030 | 家政学および生活科学関連 |
職歴 | |
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年月 | 事項 |
平成10年 4月~平成11年 3月 | 筑波大学大学院博士課程農学研究科 研究生 |
平成11年 4月~平成12年 7月 | (財)地球環境産業技術研究機構(RITE) 「土壌汚染修復プロジェクト」博士研究員 |
平成12年 8月~平成14年 3月 | 東京大学大学院工学系研究科水環境制御研究センター 博士研究員 |
平成14年 4月~平成15年 3月 | 主婦 |
平成15年 4月~平成18年 2月 | 新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)「細菌の膜タンパクに関する研究プロジェクト」博士研究員 |
平成18年 3月~平成23年 3月 | 主婦 |
平成25年 4月~令和 2年 3月 | 香川調理製菓専門学校製菓科 非常勤講師 |
平成25年 4月~平成29年 3月 | 二葉栄養専門学校管理栄養士学科 非常勤講師 |
平成26年10月~令和 2年 3月 | 西新井看護専門学校看護専門課程 非常勤講師 |
平成28年10月~令和 2年 3月 | 大正大学 非常勤講師 |
平成29年 4月~令和 2年 3月 | つくば栄養医療調理製菓専門学校栄養士学科 専任講師 |
令和 2年 4月~現在に至る | 東京聖栄大学食品学科 専任講師 |
学会及び社会における活動 | |
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現在所属している学会 | 日本食生活学会、日本食品保蔵科学会 |
平成26年 2月~平成27年 2月 | 日本微生物生態学会「Microbes and Environment」 Managing editor |
学術論文(平成17年以降) | |||||
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著書、学術論文等の名称 | 単著 共著 の別 | 発行又は発表の 年月日 |
発行所、発表雑誌等又は発表学会等の名称 | 概要 | |
Communication of ammonia-oxidizing bacteria in activated sludge of various sewage treatment plants in Tokyo. | 共著 | 平成17年54巻2号pp.205-217 | FEMS Microbiology and Ecology | 東京都内下水処理場の活性汚泥について、アンモニア酸化細菌数の計測およびアンモニア酸化細菌の群衆構造解析について季節ごとに分析を行った。その結果、流入汚水の性質、処理運転方法の違いが全アンモニア酸化細菌数およびその群衆構造に影響を及ぼすこと、季節の違いがアンモニア酸化細菌数に影響を与えていることを明らかにした。 Tawan Limpiyakorn、篠原優子、栗栖太、矢木修身 |
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Identification and functional analysis of genes required for desulfurization of alkyl dibenzothiophenes of Mycobacterium sp.G3. | 共著 | 平成17年100巻pp.398-401 | Journal of Bioscience and Bioengineering | 軽油中に含有される2,4-ジベンゾチオフェン(2,4-DBT)は難分解性であるため軽油中への残存が問題となっており、この2,4-DBTを含む硫黄化合物を安全に除去する方法として微生物によるバイオ脱硫が注目されている。本研究では新規のC-S結合切断型DBT分解菌Mycobacterium sp.G3株を用い、脱硫遺伝子のクローニング、遺伝子群発現プラスミドの作成およびG3株形質転換系の構築を試み、組み換えG3株を取得した。得られた組み換え体は高濃度の硫酸イオン存在下においても脱硫能を示すものであった。 野村暢彦、高田真樹、篠原優子、岡田秀樹、中島(神戸)敏明、中原忠篤、内山裕夫 |
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食品への光照射によるリボフラビンの損失 | 共著 | 令和2年31巻、p93-101 | 日本食生活学会誌 | 牛乳に含有されるリボフラビンは光照射により分解されることが明らかとなっているが、その他の食品については調べられていない。そこで、比較的リボフラビン含有量の多い食品を対象として光照射がリボフラビン与える影響を調べた。その結果、食品ごとにリボフラビンの減少率は異なっており、その理由としてリボフラビン分解の抑制に作用するビタミン類の存在が大きく関与していることが推測された。篠原優子、春日敦子 |
口頭発表(平成17年以降) | |||||
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著書、学術論文等の名称 | 単著 共著 の別 | 発行又は発表の 年月日 |
発行所、発表雑誌等又は発表学会等の名称 | 概要 | |
Sphingomonas paucimobilis TZS-7による含硫多環法芳香族炭化水素化合物の分解 | 共同 | 平成17年10月 | 日本生物工学会 つくば大会 | 石油中に含まれる多環芳香族炭化水素(PAH)のうち、アルキル化PAHは生分解性が低く、生物濃縮生の高い物質として人体や生態系への影響が懸念されている。Sphingomonas paucimobilis TZS-7株はアルキル化PAHの中でも特に生分解性の低い4,6-dimethyl DBTを分解可能であり、バイオレメディエーションへの利用が期待されている。本発表ではTZS7株のDBT類の分解条件の検討および分解産物の同定について報告した。 篠原優子、野村暢彦、中島(神戸)敏明、内山裕夫 |
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リクローズ性を有する蒸気抜き弁とマイクロウェーブ加熱を用いたチルド食品の品質保持性への影響(第2報) | 共同 | 平成25年7月 | 日本包装学会 東京大会 | ライフスタイルの変化に伴い調理済み食品の需要が拡大している。本研究では電子レンジで加熱するだけで供食可能な包装素材の利用・普及を目的とし、内容物の各種食品成分の品質保持性について検討を行った。研究対象である包装素材を用いてのマイクロ波加熱処理は、従来の熱水加熱処理よりも製品の品質を十分に保持できることを報告した。 浜田千枝、古谷紀子、遠藤憲二、大山佳奈、正木陽子、篠原優子、春日敦子 |
報告書(平成17年以降) | |||||
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著書、学術論文等の名称 | 単著 共著 の別 | 発行又は発表の 年月日 |
発行所、発表雑誌等又は発表学会等の名称 | 概要 | |
菌床栽培キノコ類を用いた新規発酵食品及び加工品の開発、調理レシピの提案とレシピカードの作成 | 共著 | 令和3年 | 受託研究 | 福島県塙町からの受託研究により、塙町の特産品であるキノコを用いた新たな加工食品の開発を行った。本研究では、市販されている7種類のキノコを用いキノコ味噌の醸造試験醸造を行った。3種類のキノコで利用の可能性が示唆された。今後、キノコ味噌の成分分析、微生物検査などの検討が必要である。北村義明、荒木裕子、福留奈美、𠮷田光一、山本直子、篠原優子、折口いずみ、哥亜紀 | |
共同研究報告講演要旨「匠の調理技術が調理・加工食品の機能に及ぼす影響に関するフィージビリティスタディー」 | 共著 | R4.06 | 東京聖栄大学 | 食材が料理・加工食品に生まれ変わる変化を、多面的分野から科学的に解析し、食の匠の技による食材の変化を明らかにするとともに、その技を取り入れた加工技術の開発、その流通技術、そしてより美味しく食事を提供する技術等の高度化に資する知見を集積することを目的として、食品学科の構成員の多彩な専門分野から、これまでの研究の現状を調査した。 北村義明、荒木裕子、岡本直也、貝沼章子、片山佳子、谷本守正、福田亨、植芝牧、熊谷美智世、福留奈美、吉田光一、篠原優子、山本直子、折口いづみ |