資格取得合格者の声

食品微生物検査技士2級合格者の声

食品微生物検査技士を目指したきっかけ

食品衛生学を学んだことがきっかけで微生物について興味を持ちました。そして授業の中で、食品の製造を行っている会社の中に微生物の検査をして製品の品質を管理しているということを知りました。微生物や食品衛生に関する知識を深め、就職活動や今後就職をして仕事をしていく際に活かしたいと思い取得を目指しました。

勉強のポイントや努力したことなど

試験は実技試験と筆記試験があります。特に努力したことは実技試験の練習です。実技試験のときは授業では普段使わない器具を使用するため慣れるまでに時間がかかりました。実験で習う操作とテキストに記載されている操作が少し異なる部分もあるので、筆記試験のためにも実技試験のためにもテキストをしっかり読んでおくことがポイントです。学校では模擬試験も行ってくれるため苦手な部分や改善点を見つけ、空き時間や春休みが始まって試験の日まで毎日学校に通い練習を繰り返しました。

将来的なビジョンについて

日本の製品は品質が良いと言われていますが、それは食品の関しても同じだと考えます。しかし、食中毒が起きてしまっていることが現状です。食中毒が起きないためにも品質管理の仕事は責任重大となります。将来は品質管理の仕事に携わり、安心・安全の商品を全国の方々に届けることです。

食品衛生に興味のある方や資格を目指す後輩へ

本学は食品微生物検査技師の受験条件を満たすカリキュラムとなっています。そのため、大学在籍中に資格を取得することができます。誰でも簡単に取得できる資格ではないです。食について専門的に学べる本学に入学したからこそ取得するチャンスが得られるので、是非挑戦してほしいです。

健康栄養学部 食品学科 フードサイエンスコース 4年 食品加工学研究室所属 星野 瞳さん
東京都 戸板女子高等学校(現 三田国際学園高等学校) 出身

食品微生物検査技士という資格について

この資格は食品微生物検査技術を主に食品衛生管理の普及・向上また、その人材開発を目的としています。資格所持者は食品企業で品質管理を行う方が多く、大学生だけでなく実際に企業で働いている方も受験しています。1~3級に分かれており、今回私は2級を取得しました。試験は実技試験と筆記試験があります。

勉強のポイントと努力したことなど

実技試験の対策では、大学の先生方に正確な操作が行えるようになるまでみっちりと指導していただきました。筆記試験の対策はテキストをよく読むことです。テキストには詳細な部分まで記載されていて授業で習った実験の復習にもなります。テキストの内容を理解できるまで熟読することで、筆記試験だけでなく実技試験もやりやすくなります。

将来的なビジョンについて

食品衛生が向上した今でも食中毒は絶えません。私は食品の品質管理は重要だと考えています。適切な微生物検査を行うためにこの資格に挑戦しました。将来の目標は微生物検査から食品衛生を向上させ、食中毒に苦しむ人をゼロにすることです。

食品衛生に興味のある方や資格を目指す後輩へ

本学には熱心に指導してくださる先生と環境が整っています。私は毎日のように実技練習を行いました。練習をすることでこれまでの授業の復習にもなり、1年生の頃に習った内容を思い出す良い機会にもなりました。この資格を取得することで微生物や食品衛生に対する知識と技術が身につき、自信にもなります。

健康栄養学部 食品学科 フードビジネスコース 4年 微生物学研究室所属 山田 一郎さん
栃木県 宇都宮短期大学附属高等学校 出身

食品微生物検査技士を目指したきっかけについて

私は2年生のときに受講した微生物学実験の中で、微生物のことが好きになりました。微生物が見せてくれるさまざまな姿や機能はどれも個性があり、楽しく学ぶことができたからです。そのときから、将来は微生物に携わる仕事がしたいと思うようになり、取得を目指すきっかけになりました。

勉強のポイントや努力したことなど

資格を取るうえで努力したことは、実技試験対策です。私は、実験が好きだったこともあり 器具の扱い等には自信がありましたが、実際にテキストを見てみると 間違った操作やまだまだレベルが低い操作が多々ありました。そのため、微生物の先生である丸井教授の丁寧なご指導の下、空き時間を利用して繰り返し練習を行いました。

将来的なビジョンについて

現在の日本において、食の安全への注目度は非常に高いものです。微生物による影響は、食品を扱う仕事をするにあたって 第一に考えなければならないものと言っても過言ではありません。本試験の勉強や練習で得た知識と技術を生かして、これからの社会に貢献していきたいです。

食品衛生に興味のある方や資格を目指す後輩へ

資格取得に向けて勉強や練習をしていく中で、大学で学んだことの復習をすることができ、さらに大学で学ばなかったことを体験することができます。そうして得たものが、進路の幅を広げることにも繋がると思います。微生物を扱う仕事を考えている人だけでなく、微生物に興味がある人にも受けてほしい資格です。

黒川 紗希さん
勤務先:滝沢ハム株式会社
健康栄養学部 食品学科 フードサイエンスコース 微生物学研究室 2017年3月卒業
栃木県 宇都宮短期大学附属高等学校 出身

食品微生物検査技士を目指したきっかけについて

私は大学時代、食中毒などの食品衛生に興味があり、3年次からは食品衛生学研究室に所属してました。私が食品微生物検査技士を目指したきっかけは、食品衛生を学ぶうちに、さらに専門性を深めたいと思ったからです。

勉強のポイントや努力したことなど

資格を取る上で努力したことは技術試験の勉強です。この資格は筆記試験と技術試験に分かれており、特に技術試験が難関です。そのため、私は微生物学の先生である丸井教授の丁寧な指導の下、特に力を入れて勉強しました。さらに自主練習を何度も繰り返し行いました。私にとって大変嬉しかったことは、食品微生物検査技士の資格を取るために一生懸命勉強し、今まで以上に食品衛生に関する理解が深まったことです。

現在の仕事と将来的なビジョンについて

現在、私はイニシオフーズという食品会社に勤務してます。食品を扱う仕事をする上で、本資格で学んだ知識を活かせているのではないかと思ってます。またこれからも食品衛生に関する勉強を続け、将来的には品質管理という役職に就きたいと思ってます。

食品衛生に興味のある方や資格を目指す後輩へ

食品微生物検査技士という資格は、私のように食品衛生に興味のある方や将来食品に携わる仕事に就きたい方には、是非ともお薦めしたい資格です。

岸田 仁美さん
勤務先:食品衛生監視員 東京都特別区(大田区)
健康栄養学部 食品学科 フードサイエンスコース 食品衛生学研究室 2015年3月卒業
長野県 屋代高等学校 出身

食品について興味を持っていたので、食品について専門的に学べる学科のある東京聖栄大学に入学しました。入学後は、特に食品衛生に力を入れ勉強してきました。食品微生物検査技士の資格取得を目指したのは、私が所属する微生物学研究室の先生から受験を勧められ、有資格者が食品業界で活躍していることなどから、強い関心を持つようになったからです。食品微生物検査技士の資格試験受験者は、食品企業の現場で活躍している、食品衛生に関する知識・技術を活かした業務に就いている社会人の方が多く占めています。難しい資格試験合格出来たのは、「機器操作方法を頭より体が先に動く様になるまで練習することが大切である」と教えられたことが大きな要因だったと思います。この資格を取得するまでに学んだことを活かし、食の安全・安心を守る職業に就きたいと考えています。

関根 柾さん
勤務先:株式会社マミーマート
健康栄養学部 食品学科 フードサイエンスコース 食品加工学研究室 2015年3月卒業
埼玉県 松山高等学校 出身